[英語-学校では教えてくれない 英文法 解説] 「直接話法(direct speech)」「間接話法(reported speech)」とは?その違いとは?「意味」と「使い方」と「使い分け」を例文でわかりやすく短時間で学ぶ

[英語-学校では教えてくれない 英文法 解説] 「直接話法(direct speech)」「間接話法(reported speech)」とは?その違いとは?「意味」と「使い方」と「使い分け」を例文でわかりやすく短時間で学ぶ

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⚫直接話法、間接話法とは

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まず、あなたが誰かにダルマがなんと言ったかを伝えたいとしましょう。

この場合、二つの方法で伝えることができます。

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I’m feeling ill.
体調が悪いんじゃ。

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☆直接話法

Daruma said ‘ I’m feeling ill. ‘

ダルマは「体調が悪い」と言いました。

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これは直接話法と呼ばれ、ダルマが言った台詞をそのまま伝える方法です。ダルマが体調が悪いと言ったのは過去の話ですが、ダルマは I’m feeling ill と言ったのでその台詞をそのまま表現します。

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☆間接話法

Daruma said that he was feeling ill.

ダルマは体調が悪かったと言いました。

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これは間接話法と呼ばれ、ダルマが言った台詞を間接的に伝える方法です。ダルマが体調が悪いと言ったのは過去の話なので、he was feeling ill のように過去形にします。

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⚫間接話法の使い方 1

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○間接話法を使うとき、文章中のメインとなる動詞は大抵過去形で表します。

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I told Daruma that I was hungry.

私はダルマにおなかが減っていたと伝えました。

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○that は省略することができます。

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Daruma said he was feeling ill.

ダルマは体調が悪かったと言いました。

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○一般的に、直接話法で現在形の動詞は、間接話法では過去形になります。

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○直接話法で過去形の動詞は、間接話法では過去形のままもしくは過去完了形になります。過去形にするか過去完了形にするかはどちらでも大丈夫です。

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Daruma said ‘ I was feeling ill. ‘ 直接話法

ダルマは「体調が悪かった」と言っていた。

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Daruma said he was feeling ill. 間接話法

or

Daruma said he had been feeling ill. 間接話法

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ちょっと一休み…

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⚫間接話法の使い方 2 ~状況の変化~

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○先ほど、一般的に直接話法で現在形の動詞は間接話法では過去形になると説明しましたが、例外もあります。それは、「状況が変化していない場合」です。例文を見てみましょう。

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Daruma said ‘ My new job is boring. 直接話法

ダルマは「私の新しい仕事はつまらない」と言いました。

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Daruma said his new job is boring. 間接話法

ダルマは彼の新しい仕事はつまらないと言いました。

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この場合、直接話法でも間接話法でも is はそのままになっています。これは、「ダルマの新しい仕事がつまらない」という状況がまだ続いているからです。しかし、過去形で表現しても間違いではありません。

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○状況が変化している場合は必ず過去形を使います。

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Daruma said he was feeling ill.

ダルマは体調が悪いと言っていました(今はもう言っていない)。

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⚫間接話法の使い方 3 ~事実と異なる~

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○もし、誰かが言ったことと事実に違いがあった場合には過去形を使います。例文を見てみましょう。

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あなたは道ばたで道ばたでゴンザレスに会いました。ゴンサレスは、ダルマは今入院していると言いました。

しかし、あなたはゴンザレスと別れた後歩いていると、ダルマに会いました。この時あなたはダルマにこう言いました。

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Gonzalez said you were in hospital.

ゴンザレスは君が入院していると言ってたよ。

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You are ではなく You were を使います。なぜなら、ゴンザレスはダルマが入院していると言いましたが、実際にはダルマは入院していなかったからです。これが、「言ったことと事実に違いがある場合」です。

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⚫Say と Tell

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○Tellはすぐ後に人が来ますが、Sayは人が来ません。例文を見てみましょう。

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He told me that you were in hospital.

彼は君が入院していると私に言いました。

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He said me とはならないので注意しましょう。

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He said that you were in hospital.

彼は君が入院していると言いました。

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○say something(何か) to somebody(誰か)と言うことはできます。

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He said goodbye to me.

彼は私にさようならと言いました。

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○ Tell や Say を使った例文

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‘ Don’t be late, ‘ I said to him. 直接話法

私は「遅刻するな」と彼に言った。

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I told him not to be late. 間接話法

私は彼に遅刻するなと言った。

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He said not to worry about her.

彼は彼女のことは心配しなくていいと言いました。

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今日はここまでじゃ!
ゆっくり休むのじゃ!

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⚫参考文献

今回の内容は、English Grammar in Use という文法書をもとに作成しています。中身は全て英語で書かれていますが、とても良本です。「もっと詳しく文法を勉強したい」「練習問題をたくさん解きたい」という方にはかなりおすすめします。

English Grammar in Use Raymond Murphy 2012 p.94