[英語-学校では教えてくれない 英文法 解説] 「had better 」「It’s time」とは?「意味」と「使い方」を例文でわかりやすく短時間で学ぶ

[英語-学校では教えてくれない 英文法 解説] 「had better 」「It’s time」とは?「意味」と「使い方」を例文でわかりやすく短時間で学ぶ

●had better

I had better do something と言うと、「それをすることを推奨する」という意味になります。また、「それをしないと、問題が起きたり危険である」といったニュアンスです。

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We had better stop for gas station. The tank is almost empty.

私たちはガソリンスタンドに立ち寄った方がいいです。タンクはほとんど空です。

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☆否定形は、I had better not となります。

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You had better not go out tomorrow.

明日君は出かけない方がいいよ。

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●注意点

☆had betterは口語、つまり話し言葉では、大抵の場合I’d better/you’d better のように使います。

☆hadは過去形ですが、had betterの意味は現在、もしくは未来です。

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●had better and should

had betterはshouldと似ていますが、全く同じ意味ではありません。had better は「特定の状況」でのみ使われ、一般的な物事に対しては使うことができませんshould の使い方に関しては過去記事で紹介しているので、そちらを参照してください。

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簡単に言うと、shouldは意見を言ったり助言をする時、あらゆる状況で使えます。

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例えば貴方が遅刻している時に、

You should go. 貴方は行くべきです

と言われるとします。これは「遅刻している」という特定の状況なので、

You had better go. 同上

と言うことができます。では次に、貴方は普段いつも家にいるとしましょう。そんな時に、

You should go out more often.もっと外出すべきだよ。

と言われたとします。これは「普段」なので一般的な状況になります。ですので、had better を使うことはできません。

また、had better を使うと、「それをしないと問題が起こったり危険である」というニュアンスになりますが、shouldにはそういったニュアンスはなく、「した方が良い」という意味しかありません。

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It’s a nice film. You should go and see it.

素敵な映画でした。君は見るべきだよ。

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見ないと危険な映画なんかあったら驚きじゃ!

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では、貴方はその映画のチケットを買い、その映画が14時丁度に始まるとしましょう。現在時刻は13時55分。そんな時には

You had better go now.

今行った方がいいです。

と言いましょう。なぜなら、今行かないと「映画が始まってしまう」という問題が起きるからです。

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●It’s time…

it’s time(for somebody) to…という言い回しがあります。「そろそろ〜しないと」という意味になります。

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It’s time to go home.

そろそろ家に帰らないと。

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It’s time for them to go home.

そろそろ彼らは家に帰らないと。

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●It’s time somebody did something

☆It’s time somebody did something と言うと、「既に行なったり始めておくべきだった」という意味になり、「批判」や「不平」の表現となります。

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It’s time you went home.

家に帰る時間です(もう帰る時間です)。

これは「今家に帰る時間」という意味ではなく「家に帰らないといけない時間が既に過ぎた」というニュアンスになります。

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It’s about time…という言い方もでき、この場合は批判の意味合いが強くなります。

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これらの大まかな意味は「そろそろ〜しないといけないのに(怒)」となりますので、timeに引っ張られて、無理矢理に「〜する時間です」と訳す必要はありません。

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●まとめ

覚えておくべきこと

・I had better do something と言うと、「それをすることを推奨する」という意味になります。また、「それをしないと、問題が起きたり危険である」といったニュアンスです。

・否定形は、I had better not となります。

・had betterは口語、つまり話し言葉では、大抵の場合I’d better/you’d better のように使います。

・hadは過去形ですが、had betterの意味は現在、もしくは未来です。

・had better は「特定の状況」でのみ使われ、一般的な物事に対しては使うことができません。

・it’s time(for somebody) to…という言い回しがあります。「そろそろ〜しないと」という意味になります。

・It’s time somebody did something と言うと、「既に行なったり始めておくべきだった」という意味になり、「批判」や「不平」の表現となります。

・大まかな意味は「そろそろ〜しないといけないのに(怒)」となりますので、timeに引っ張られて、無理矢理に「〜する時間です」と訳す必要はありません。

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●参考文献

English Grammar in Use Raymond Murphy 2012 p.70